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現場のトラブルメモ
「水がかかったかもしれない。動くか試してみよう」は、いったん待ってください。電装部の水濡れは、見た目が乾いていても判断できません。ここでは、通電せずに点検へつなぐまでの流れをまとめます。
まず作業を止めよう
濡れた機器や電源部には触れず、安全に操作できる専用ブレーカーなどで電源を遮断します。表示を確認するための再通電もやめておきましょう。煙や発火があれば、作業より避難を優先します。
どこに、何がかかったかを残す
水なのか洗浄液なのか、どのあたりにかかったのか。使った薬剤と、通電していたかも記録します。写真を残しておくと、修理担当へ説明しやすくなります。
何時間乾かせば大丈夫、とは決めない
外側が乾いても、内部に水分や洗剤成分が残っていることがあります。ドライヤーで温めたり、自己流で別の薬剤をかけたりせず、電装部と絶縁の点検を依頼してください。再使用できるかは点検後に判断します。
お客様には、分かっていることから伝える
「電装部に水がかかった可能性があるので、電源を入れずに点検を手配します。修理が必要かは結果を確認してご説明します」。このように、今の状態と次の対応を分けて伝えましょう。原因や費用負担を、その場で決めつけないことも大切です。
見積もりを取り、次の作業に生かす
修理費は機種や状態で変わります。まず見積もりを取り、必要なら加入先へ事故の連絡をします。作業前の動作、電装部の位置、養生した範囲も振り返っておきましょう。


