この記事には広告が含まれます。
この1本が外れず、作業が進まない。
潰れたネジ穴に、
もうひとつの手段を。
プラスの溝が潰れて、ドライバーが空回りする。そんなときに使っているのがネジ外しビットです。実際に外したネジの写真と、下穴をあけるときの工夫、ネジ頭をつかんで回すネジザウルスとの使い分けを紹介します。
詳しい目次を開く
ビットが食い込み、抜けたネジ
ネジ穴をさらに削ってしまう前に、通常のドライバーから切り替える選択肢です。ネジの大きさだけでなく、工具をまっすぐ当てるスペースがあるかも確認します。
ネジ頭をつかめるかで、道具を選ぶ

頭が出ていて、つかめる
ネジザウルスなど、ネジ頭をつかんで回す工具が候補です。エンジニアのネジザウルスは、先端の縦溝がネジ頭に食い込む形。穴あけの前に、つかむ部分とハンドルを回す余地があるかを見ます。
奥まっていて、頭をつかめない
ネジ外しビットが候補です。ネジの中心に下穴をあけ、逆ネジを食い込ませて回します。皿ネジなども、中心へ工具が届き、材質・サイズが適合するかを確認します。
ネジザウルスも形や対応するネジ頭の大きさは機種ごとに違います。購入候補のGT・PZ-58は、先端でつかめるネジ頭の直径が3〜9.5mm。これはネジの軸径ではありません。写真の手持ち品は刻印が読めないため、PZ-58と同一品とは断定していません。
ネジザウルスGTをAmazonで探す ↗ネジザウルスGTを楽天市場で探す ↗形状別の適合:エンジニア公式・ネジザウルスの選び方
下穴をあけて、逆回転で食い込ませる
ベッセルのネジはずしビット スリムは、下穴用ドリルと取り外し用ビットが分かれたタイプです。軸が細く、奥まったネジにも届かせやすい形になっています。
- ドリルを右回転させて下穴をあける。ネジの中心へ垂直に当て、焼き付かないよう低速で進めます。
- ネジビットへ交換し、左回転でゆっくり回す。下穴に食い込ませて、ネジを抜きます。
打撃をかけて使う工具ではありません。メーカーは、打撃・衝撃・振動を与えないよう指定しています。強く固着したネジや逆ネジは対象外です。保護眼鏡を着用し、エアコン内部では切りくずや油が基板・配線へ入らないよう養生します。
手順・適合の確認:ベッセル公式の使い方
硬いネジの穴あけには、ステンコロリンも
ネジによっては材質が硬く、下穴がなかなかあきません。私は、そういうときにステンコロリンを併用すると穴があけやすいと感じています。
ステンコロリンは、金属を削るときに使う切削油(せっさくゆ)です。ネジを緩める浸透潤滑剤とは役割が異なり、ここではドリルで下穴をあける作業を助けるために使います。
赤・緑、液体・スプレーなどで仕様が違うので、ネジの材質に合うものを選びます。例えば、メーカーは液体・スプレーの赤をステンレスなど、緑を鉄全般などの加工向けとして案内しています。硬すぎてビットの適合外となるネジまで、油で加工できるようになるわけではありません。
写真だけでは使用した切削油の品番までは確認できないため、同一品番とは断定していません。ANEXのセット付属オイルと、別に購入するステンコロリンも分けて選んでください。用途別の確認はR-GOT公式・ステンコロリンへ。
ステンコロリンをAmazonで見比べる ↗手持ちの2種類を、サイズで選び分ける
ベッセル NEJ-45|M3〜M6を揃えるセット
ベッセルのNEJ-45は、サイズ違いを揃えられるセットです。M3〜M4用のNEJ-4と、M5〜M6用のNEJ-5をまとめたセットです。使うネジのサイズに合わせて選びます。
- NEJ-4:M3〜M4向け。下穴用ドリルは直径1.8mm。
- NEJ-5:M5〜M6向け。下穴用ドリルは直径2.7mm。
- NEJ-45:上記2種類を揃えたいときのセット。
付属ドリルの対応硬度は40HRCまで。すべての焼入れネジに使えるわけではないので、ネジの材質と適合を確認してください。外したネジは再使用せず、エアコンに適合する新品へ交換します。
ベッセルNEJ-45をAmazonで探す ↗ベッセルNEJ-45を楽天市場で探す ↗仕様:ベッセル公式の商品案内。価格・在庫・セット内容は購入先でご確認ください。
ANEX ANHD-290|狭く奥まったネジ向け
写真のパッケージはANHD-290です。全長90mmの段付タイプで、M3.5〜M5のネジに対応します。ステンレスネジ用の切削オイルと専用スパナが付属し、下穴用の直径2.0mm鉄工ドリルは別に用意します。
ベッセルのドリル付きセットとは構成が違います。こちらも下穴を正回転であけ、逆回転で抜く方式ですが、熱処理されたネジなど使えない相手があるため、適合を確認してください。
ANEX ANHD-290をAmazonで探す ↗ANEX ANHD-290を楽天市場で探す ↗仕様・付属品:ANEX公式・ANHD-290




