背抜き・完全分解で使うワイヤーと補助道具|リーズロック・クランプ・収納

背抜き・完全分解の現場で用意しているワイヤーとリーズロック 道具・洗剤

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現場で使う、分解の補助道具。

長さを合わせる。
使う分を切る。まとめて運ぶ。

背抜きや埋込エアコンの分解で使うワイヤーと、その準備・収納に役立つ道具を実物写真で紹介します。

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どんな場面で使う?

壁掛けエアコンの背抜きでは、本体のケーシングを外したあとも、熱交換器を安定して支える必要があります。壁埋込や天井埋込の完全分解でも、熱交換器を保持しながら作業する場面があります。

  • 壁掛けエアコンの背抜き熱交換器を背板側で保持するための準備に。私が長さの目安にしているのは、ワイヤー約2.5mです。
  • 壁埋込エアコンの完全分解限られた開口部の中で熱交換器を保持し、部品を外すための作業空間を確保します。
  • 天井埋込エアコン・三菱の2方向タイプ手持ちの長めのワイヤーが役立つ場面があります。私の現場では、付属の紐だけでは取り回しに余裕がないときに、長さを調整できることが作業性につながっています。

2.5mはすべての機種に共通する寸法ではありません。機種の分解手順、支持できる場所、熱交換器の重さ、冷媒配管に無理がかからない位置を先に確認します。

ここでは専門業者が使う道具と選び方を紹介します。熱交換器の吊り下げには、用途と荷重に適合した支持具が必要です。背板やクランプが保持できる重さを、見た目の強さだけで判断しないでください。

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ワイヤー|長さと被覆を分けて選ぶ

背抜き作業用に用意したワイヤーとリーズロック
手持ちのワイヤーと金具。写真には被覆付きワイヤーが写っています。リーズロックとの適合は下の注意をご確認ください。

ワイヤーは短く切ってしまうと、必要なときに長さを足せません。約2.5mを目安に使う分を用意し、買うときは交換分も取れる長さがあると便利です。

手持ちにはPVC被覆付きもあります。切り口がほぐれやすいワイヤーを扱ううえで、被覆があると扱いやすく感じます。ただ、繰り返し使うと被覆が傷んだり破れたりするため、使う前の確認は欠かせません。

写真は被覆付きですが、リーズロックの製品資料では被覆付きワイヤーの使用を認めていません。写真の組み合わせをそのまま推奨するものではありません。リーズロック用は、説明書で指定された被覆なしワイヤーを選び、径・材質・構造・荷重の条件を確認してください。

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PVC被覆付きワイヤーを探す場合

被覆付きに対応すると明示された金具と用途に限って選びます。リーズロック用の購入候補とは分けてください。

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被覆の破れだけでなく、素線の切れ・折れ癖・錆も確認。傷んだ箇所を残したまま使わず、交換します。

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リーズロック|ワイヤーの長さを調整

ニッサチェインのリーズロックY-291のパッケージ
写真の金具はニッサチェイン Y-291。パッケージ表記の適合径は1.5〜2.0mm。

いちいち結び直さずに長さを調整したいときに使う金具です。私が用意しているのは、ニッサチェインのリーズロック。写真の型番はY-291です。

同じ名前でも、対応するワイヤー径や使用荷重が違います。「穴に通るから使える」ではなく、ワイヤーと金具をセットで照合するのが選ぶポイントです。

重さが掛かったまま調整せず、熱交換器を別の方法で確実に支持してから扱います。潤滑油で滑りをよくする使い方もしません。

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仕様の確認:ニッサチェインの製品資料。被覆・潤滑油などの注意はリーズロックの公式製品案内にも掲載されています。

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赤い強力クリップ|GISUKEのクランプ

熱交換器と背板の近くで使用している赤いGISUKEスチールハンドクランプ
実際の現場で使っている赤いクリップ。写真ではチェーンも併用しています。

赤いクリップは、GISUKE(高儀)のスチールハンドクランプです。ワイヤーなどを使う作業の際に、一緒に持ち歩いている道具のひとつです。

同じシリーズに大きさ違いがあるため、口の開きと本体の長さを確認します。写真だけではサイズを確定できないので、購入先では必要な寸法を選んでください。

スチールハンドクランプの案内用途は締め付け・固定です。熱交換器を吊るすための定格荷重は確認できていません。このクリップだけで熱交換器を吊るす方法は勧めません。荷重を支える器具とは区別して選んでください。

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カッター|切断する材質まで確認

写真8895に写っているMCCのMCK刻印のカッター
右側が手持ちのMCCカッター。写真の刻印はMCKです。

ワイヤーを必要な長さに切るとき、私が使っている道具が写真8895のカッターです。MCCのMCK刻印があり、ミゼットカッタのカラビナ仕様と同系列です。

購入時に気をつけたいのは、線材用とワイヤーロープ用で刃と適合が違うこと。MCCには、ワイヤーロープ・ケーブル線向けのMS-0020もあります。

写真の道具を探すリンクと、ワイヤーロープ用を探すリンクを分けました。使うワイヤーの材質・径・より方に合うものを選びます。

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製品区分の確認:MCC ハンディカッタシリーズ。ステンレスなど、材質が変われば切断能力も別に確認します。

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収納|TBDBNRのコードホルダー

TBDBNRのコードホルダーに青いワイヤーを巻いて収納した状態
写真3460。長いワイヤーを小さくまとめて持ち歩いています。

長いワイヤーは、そのままバッグに入れると広がって取り出しにくい。そこで使っているのがTBDBNRのコードホルダーです。

本来は家電のコードなどをまとめる商品ですが、写真のようにワイヤーを巻いておくと扱いやすくなります。必要な長さのワイヤーをひとまとめにでき、次の現場で準備するときにも便利です。

Amazonでは、6個入りのコードホルダーとして掲載されています。これは収納用で、熱交換器を支える金具ではありません。

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この記事を書いた人
西條 洋平|東京23区・埼玉・千葉で活動する現役のエアコンクリーニング業者。同業者からの質問はお問い合わせから。運営者について詳しくは運営者情報。

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